正規と民間の違い
安さと品質
オメガは細かいパーツが精密に組まれた機械式時計です。長く使っていくうちにパーツは劣化していくので定期的なオーバーホールが必要です。怠ると時計自体が動かなくなってしまいます。オメガは通常のムーブメントモデルでは3〜4年に一度、コーアクシャルムーブメントでは8〜10年に一度必要です。オーバーホール代をランニングコストとして負担することになります。オーバーホールは正規修理か民間修理業者に依頼します。 オメガはコンプリートメンテナンスという修理サービスを行っています。高度な技術を持つ1流のスタッフがあらゆる時計の修復を行います。サービスを受けるにはスウォッチグループが運営するサービスセンターに持ち込みましょう。その他の地域では郵送でどちらかのサービスセンターに依頼してください。正規修理は確実な安心感がありますが費用もそれなりにかかります。費用を抑えたいなら民間の時計修理業者に依頼しましょう。業者によって差はありますが、正規サービスの半額〜7割ほどの価格で受けられます。オメガはパーツの流通量は多くメンテナンスがしやすいため、民間の修理業者でも問題ありません。業者を選ぶ際はとにかく安さだけを重視するのはやめましょう。技術や品質にバラツキがあるので、サービスの質が悪い業者も存在します。長く使っていくためにもオーバーホールを受ける場合は技術に優れた業者を選びましょう。担当しているスタッフが 「1級時計修理技能士」の資格を持っているかも大事なポイントです。3級〜1級まである時計技能士は国家資格にあたるので、1級所持者は高い知識と技術を持っています。業者のウェブサイトがあれば事前に確認してみてください。口コミも参考にすれば修理業者が信頼できるのか判断できます。